写真を撮る際に設定必須であるF値を初心者の方にわかりやすく説明します
迷わずに写真が撮れるようになれたら嬉しいです
F値(エフチ)・絞り値

レンズを買うときにスペック表示にあるF値、カメラの小さいモニターなどにF2.8など表示されていますが
これを簡単に説明するとレンズに入る光りの量を調整できる指標値です
つまり光量が大きければシャッタースピードを上げやすくなるのです
画像を見ていただけるとわかりますがF1.4が1番大きいことがわかりますよね
なのでF値の数字が低いほど光を多く取り込めるのです
従ってこの数値が高くなれば光が入りにくくなるのでシャッタースピードが下がります
F値はどんな時に使うの?

純粋にシャッタースピードを速くしたいならISO感度を上げればいいのでは?と考えられたら良い感じに知識がついてますね
新たな用語ですが被写界深度というものがあります
これは人間の目で例えると近くの物を見ようとすると周りはボヤけますよね?
逆に全体を見ると見える範囲が広がります
つまりレンズにも同じ作用があるのです
再度、画像をみてください
F値が1.4の場合は被写界深度が浅くなる
逆にF値 8では被写界深度が深くなる
という仕組みになっています
いやそもそも被写界深度の浅い、深いって何??
ってなりますよね
簡潔に言うとピントが近いのが浅い、ピントが広いのが深いと覚えると理解できます
つまり風景全体にピントを合わせたいならF値を8に設定し、近くの物にピントを合わせたい、周りをボヤけさせたいならF値を1.4に設定することでできます


写真雑誌で見るパンフォーカスや、ディープフォーカスって?
F値の仕組みについては記述した通りです
次に写真を撮っていると次の用語を聞きます
- パンフォーカス(開放値)
- ディープフォーカス
これもF値と関係しています
用は撮り方で使われている用語です
F値の最小をパンフォーカスと呼び最大値をディープフォーカスと呼んでいます
どちらも撮影用語ですね
極たまにパンケーキレンズだからパンフォーカスで撮れるとかごっちゃになる方がいますが関係はありません
絞り羽って?
そもそもF値ってどう調節してるの?
って疑問に思いますよね

この様な羽根の形をしたもので調節します
余談ですが綺麗な点光芒を作りたいなら羽根の枚数が多いほうができます
まとめ
F値に関しては沢山の用語が登場しましたが覚えていて損は無い用語ですので頭の片隅に置いておいてください
F値で出来ること
- ディープフォーカスで全体にピントを合わせて撮る
- パンフォーカスで被写体にピントを浮かび上がるように撮る
注意としてはF値とシャッタースピードの説明を忘れないでくださいね

それでは楽しい写真ライフを楽しみましょう