
この記事では誰でも簡単に始められる「スマホでFX投資」で間違った知識を持ったままだと損をする人の特徴を紹介します!
今ではスマホのアプリで簡単に誰でも口座開設できたり少額での投資が可能な時代になっています。
だからこそリスクはあるが儲けることができる!
こんな謳い文句に騙されてしまう人が多いと思います。
株式やFXは基本的にゼロサムゲームと呼ばれています。
つまり”敗者と勝者”しかいない世界になります。
そしてほとんどの方は敗者になるのです。
それでは誰も始めないのでは?と思う方もいると思います。
そんな私も実際に株やFXをやっています。
失敗や損もたくさんしています…。
だからこそ何が足りないのか?何が駄目なのか?がわかります。
投資の入口とは身近にあり、ほとんどがスマホの広告でしょう。
誰でも手短に始められる副業、月10万稼げる人気の副業など誘惑してくる広告に感化されて興味本位で始める人もいるでしょう。
だからこそ手痛いしっぺ返しを喰らう羽目になる人が多いのでしょう。
それではどの様な人が間違った認識で始めてしまっているのか。
損をする可能性が高い人の特徴

- 圧倒的な知識不足
- 簡単に稼げる副業だと思っている
- 資金管理が苦手だったり貯金が少ない
- 常に時間がない
- 情報収集が苦手
以上の特徴に該当する人は注意が必要です。
その理由を説明していきましょう。
①圧倒的な知識不足
誰でも始めは初心者です。わからないことや知識を習得するのは必要ですがFXではゲームアプリのデモ口座で取引が可能だったりするので始める前に経験した方も多いと思います。
実際には機能制限が多く、本来使用できるテクニカル指標と呼ばれるオシレーター、トレンドと言ったシステムを使用出来ない、またはトレンドのSMA(単純移動平均)しか使えないこともあるので練習にはなりません。
そもそも自分の資産をリスクなしで運用してもあまり意味が無いと思います。
これは専業トレーダーさんもよく言っていますね。
必要な知識は
- 用語など専門知識
- 金融リテラシー
- 世界情勢に関する時事問題(特にアメリカ)
- 経済指標「FOMC」「雇用統計」
それ以外にもありますが前提として知っておくべき知識になるでしょう。
② 簡単に稼げる副業だと思っている
FXやCFD、仮想通貨の取引は基本的にギャンブルに近い性質があります。
本業とは別に手軽に稼げる副業としてFXなどは確かに予想が当たれば稼げますが金融知識が素人レベルであったり、全くない人が当てられるほど生半可な世界ではないことを強くお伝えしたいです。
FXの中にはバイナリーと呼ばれる取引に数分後の為替が上がるか下がるかを予想して利益を得る手法もありますが初めて聞いた人にはほとんどギャンブルだよって思う人が多いと思います。
その特徴からFXなどを副業として始めるには抵抗が強い人も多いです。
しかし、自己資金の25倍のレバレッジを掛けて取引ができるので一発当てたいと思う人もいるのが事実です。
そして安易に海外のFX口座を使用してハイレバレッジで爆損をして退場になる人が多いのも事実です。
つまり簡単でもあり簡単ではないと認識しなければなりません。
③資金管理が苦手だったり貯金が少ない

お金を毎月コツコツと貯めれたり、ある程度のお金を無くしても全く問題ない資金を準備できますか?
「お金がないからFXで稼ぎたいんだ!」
って思う気持ちもわかります。
しかし、ほとんどの人はそれで損をしてしまいます。
そもそもFXにおいては会社にもよりますが最小取引額は約4から5万です。
またFXでの最小取引単位は1ロット=10000通貨でレバレバレッジが25倍なので1ドル100円なら約100万の価値がある状態で取引ができます。
重要なのは投資、FXでも同じですが生活資金で投資は絶対にNGです。
失っても痛くない資金でないと精神的にも余裕が無い状態になるのでデメリットしかありません。
また専業トレーダーが言うには10万から20万で始めるには十分ではないということを言っていますね。
私も10冊以上の投資関係の本、FXの本も読み勉強をしましたが同じことが書いてあります。
つまり金銭感覚が無い方はFXどころか投資には手を出すべきではないと言えるでしょう。
④ 常に時間がない

時間とは余裕のことです。
時間が無いと判断力が鈍り、特に精神的に辛くなります。
何故ならFXなどのトレードは基本的24時間売買されており自分が見れる時間にトレードが可能ですが日本であれば市場が活発になるのがロンドン時間の16時から始まり、ニューヨークの市場が始まる19時からがもっともトレードが行われるので仕事終わりなどにトレードが可能です。
しかし、疲れた状態や移動しながらのトレード、食事などのながら作業でトレードをすると高い確率で失敗するからです。
FXのトレードではスキャルピング、デイトレード、スイングといったトレード手法があります。
スキャルピングとは数分後、数秒後にトレードを繰り返して差益を稼ぐ手法でデイトレードとは数時間、数日掛けてトレードする手法です。
最後にスイングとは数ヶ月、半年など長期に渡り、ポジションを保有して差益を稼ぐ手法です。
スキャルピングなどは会社帰りや食事中など集中できない短い時間のトレードになり、少し目を離したりすると損失が増えてロスカット(強制決済)に繋がります。
⑤情報収集が苦手

FXでも投資でも正直、いまの世の中は情報戦です。
SNSやスマホの普及率が上がり、誰でも世界中の情報にアクセスできます。
それに伴い現代の情報社会の中では情報収集能力が低い人を「情弱」と呼ばれる情報弱者が生まれています。
投資の世界でも為替に与える情報は様々で特にアメリカでテロがあった時やリーマンショック、前トランプ大統領のTwitterでの発言などで大きく株や為替に変動が起きています。
そのような情報をいち早く収集しなければ大きな損失を被ることになるのが投資の世界です。
社会情勢や経済動向に興味が無くて情報収集をするのが面倒だと思うなら間違いなく損をするので本当に投資には手を出さない方が良い世界です。
そして「情弱」者に甘い誘惑をしてくるのが詐欺です。
我が社のAI自動売買システムであれば運用益は〇〇%で〇〇万円預けて頂ければ〇〇〇万円になります。
と言った確実性や根拠に乏しい商材が横行しています。
中には怪しセミナーもあるので注意が必要です。
どうしても始めたいなら

私は株式やFX自体を悪く言うつもりはありません。
何故ならしっかりと知識と相場観を養い、情報収集力を身に付けられることはあなたの人生において確実に役に立ちます。
どんな理由があって為替が変動しているのか?株式の値段が上がると為替はどうなるのか?
経済動向に興味を持てたり、分析力を養えるのはメリットでしょう。
では損をしたくない人がすべきこととは?
- 圧倒的な知識不足を補う為の勉強をする
- リスクをしっかりと理解し対策をする
- 少なくても毎月1000円でも積立をする
- 時間がないときはやらない
- 情報収集と分析力を養う
①圧倒的な知識不足を補う為の勉強をする

今では年に数千万や億を稼いでいる人も最初は失敗して損失を出している人が多いです。
稼ぐ人と稼げない人の違いはやはり勉強量です。
- 分からない単語をそのままにしない
- スプレッドの違いなど口座会社を比較する
- 専門書を読み、FXの仕組みを理解できるようにする
- とにかく実践する
1番は実践です。
頭では理解しても、いざ自分のお金が減ったり増えたりする経験をしなければ得られない感覚があります。
適正に冷静に判断をすることができるようになるのにはやはり実践経験が必要でしょう。
こちらも多くの投資家達も同じことを言っていました。
② リスクをしっかりと理解して対策をする

FXは投資と言うより、やはりギャンブル性が強いのは否めません。
証券会社に勤めている人でさえ、自分ではやらないと言っているほどでそれほどリスクが高いのだとわかります。
綺麗事を言うつもりはありませんので正直、FXはリスクが非常に高いが稼ぐ手段としては十分に威力があります。
恐ろしいのはFXでは証拠金と呼ばれる資金以上に損失が出た場合には追証と呼ばれる追加入金(支払い要求)があります。
最近では、FXではありませんが原油の値段が一時期マイナスになるなど異常事態がありました。
その影響で先物取引きで所持していた方が億の追証を求められるなど悲惨なことがありましたね。
対策としてはトレードのシステムにロスカットと呼ばれる証拠金以上の損失になる場合、保有しているポジションを強制決済させる仕組みがあります。
しかし、暴落による急激な為替変動ではシステムがダウンするなどロスカットが執行されず追証を求められるケースもあります。
原因の一つは為替操作は本来不可能ですが一度に数百億ドルもの取引で為替を変動させることがあります。
スプーフィングと呼ばれるこの行為は違法なのですが被害にあっても証拠金は戻りません。
是非もなし…
またもう一つの原因は2020年1月にフラッシュ・クラッシュと呼ばれるドル円の為替が瞬時に大量の売注文が入り円高になりました。
これは近年、電子取引など自動売買のシステムによる誤作動が起因しているようです。
自動売買ではAIがアルゴリズムで経済情報の良し悪しを判断し注文を瞬時に繰り返すシステムとのことです。
これに至っては原因がはっきりとわかっていないようなので噂程度に思ってください。
現状のリスク対策としては
- 逆指値を必ず設定する
- スリッページに対してスプレッド幅に余裕を持たせる
- 証拠金に全資産を投入しない(万が一の追証用として残す)
- 世界情勢に常に気を配る
- 大きなボラティリティのある経済指標の発表の前にはポジションを持たない
- 連休前、正月など薄商いの前にはポジションを保有しないでおく
上記以外にもあるかもしれませんが調べた中でできる対策は大体このような事かと…
③少なくても毎月1000円でも積立をする
FXは株式や債券、国債の様な元金が無くなる、減るリスクだけでなく証拠金以上の追証を求められてしまうケースがあることをお伝えしました。
1番良いのは証拠金に対して余裕のあるポジションを持つことです。
しかし、最初は証拠金も少なくロットも多くできないと思います。
なので少しでも証拠金を増やす為にコツコツ貯めれるようにしましょう。
正直、これができるのなら株式などのSP &500といった投資信託を選んだ方が遥かにリスクは少ないと思いますが…
④ 時間がないときはやらない
意外に重要です。
「休むも相場」と専業トレーダーの方も言われております。
正常な判断ができない、値動きを見る時間がない場合などは無理して取引しない方が無難でしょう。
今では何千万も稼ぐトレーダーの方でもしっかりと見れるときにしかポジションを持たないという方は多くいます。
⑤ 情報収集と分析力を養う

チャート(値動き表)を見ると一定方向に動き続けるトレンド、同じ幅を行ったり来たりするレンジと呼ばれるチャートをみることになります。
チャートは生き物の様に世界中のヘッジファンド、企業、投資家達の思惑、感情で動きます。
つまり世界中の人を相手にして取引をしていると言っても過言ではないと思います。
ではそんな相手に勝つことができるのか?
答えは「できません」
資金力や分析力、頭脳明晰な専門トレーダーの中で素人が勝つことは無理でしょう。
誰でもいきなりイチローよりもホームランを打つことは難しいですよね。
では証拠金の少ない我々の様な庶民が彼ら相手にどう勝負をするのか?
お気付きの方もいると思いますが誰でも練習をすればイチローが打った方向にボールを飛ばすことは出来る様になると思います。
つまり最初から勝負をせずに強者の後を追う戦法が有利です。
先程、お伝えしたトレンドとは値動きが発生している状態であり多くのメジャーリーガー達が売り買いをしているため起こっています。
つまりトレンドを正確に読み、取引をすることが利益を得る手段だと考えられます。
でもトレンドがいつ始まり、いつ終わるかは誰にも分かりません。
そういった中で世界中で見られるのは経済ニュースだったり要人発言、災害などトレンドに関わる情報を収集しなければなりません。
ポジティブな情報、ネガティブな情報がいかに市場に影響を与えそうかを判別してチャートを分析していきます。
その様な情報を元に分析する力が投資をするうえで必須だと思います。
ではどの様にして情報分析力を鍛えるのか?
それは常に世界情勢に目を向け、経済の動きを把握してそれがチャートにどの様な値動きを引き起こしているかを分析していきます。
そうすれば自ずと知識を習得し分析力も格段に上達していると思います。
分析力に関してはノウハウ本ではなく、実際の経済ニュースをピックアップしてそれがどんなトレンドに寄与しているかを考察して実際のトレード戦略に落とし込めると良いと思います。
勉強として少額でFXをするなら

中には最小1000通貨から取引可能のFX口座もあります。
国内の安全な会社であれば出金できないなどのトラブルは少ないと思います。
1通貨から取引可能で少ない証拠金でも実践可能です。
1000通貨から取引可能です。
スプレッドも0.2銭と業界でも最狭水準です。
楽天証券のFX口座で1000通貨にて取引可能です。
口座開設でポイントが貰えるなど特典があります。
ベーシックコースでは1通貨から取引が可能です。OANDAでは他の利用者のポジション情報を見れたり他社にはない情報を閲覧できます。
まとめ
FXに興味がある方にはFXのデメリット、メリットは伝わりましたか?
私が何故、デメリットからお伝えしたかと言うとFXとはそれほどリスクの高い投資方法だと伝えたかったからです。
投資に関する行動経済学に「プロスペクト理論」と呼ばれる心理学の一種になります。
これは人は利益が出ているときは損失回避の行動をしやくなり、逆に損失が出ていると損失をカバーしようとリスクを取った行動に走ってしまう心理になります。
FXにおいては非常に危険な行為です。
始める方も記憶の片隅に残して降さい。
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