
どうもクマパパです!
趣味で始めたカメラですが15年以上やっています。
本業では写真とは違う仕事で営業をしています。
趣味ではあるものの写真の教室に通ったり、画像の編集技術を学んだりと本格的にやっています。
急ですがあなたは何故、カメラを始めましたか?
私は綺麗な空を撮りたいと思って写真を始めて現在ではInstagramに好きな写真を投稿したりコンテストに応募して多くの人に見てもらいたいと思っています。
そんな夢を持つ私と同じ考えを持つあなたにも15年続けた経験から少しでも役に立つ情報をお伝えできればと思っています。
今回は初心者によくある
「写真を始めてみたけど思った写真にならない…」
「InstagramやTwitterで見る写真はどう撮ってるのかな」
「パソコンで編集が大変だからスマホでやりたい」
こんな悩みを持つ方の問題を解決したいと思います。
初心者が理想の写真にしたいならすべき5つのこと
- テーマを決める
- 真似したい写真をSNSやネットから探す
- 撮影場所を決める
- 被写体の構図を決める
- 写真にレタッチを入れる
① まず始めにテーマを決めよう

写真を撮るとは記録としての面と作品としての面があります。
作品を撮るのであればある程度、完成した写真を想像することを考える必要があります。
偶然、風景やスナップ撮影をしていて素敵な写真を撮ることはできると思います。
しかし、偶然に頼っていると想像している写真が撮れずモチベーションは下がってしまうでしょう。
①-1 初心者が間違えやすい勘違い
一眼カメラで撮影した写真はスマホやコンデジよりは綺麗に写るかもしれませんがただ撮影しただけでは記録としての写真になってしまうことを忘れてはいけません。
あのネットで見た淡いノスタルジックな風景にしたいのにカメラの設定をどういじってもできない…。
なんて思うことがありませんか?
それはほとんどの写真家の方は撮った写真をパソコンで編集してからSNSやネットで公表しているからです。
自分が意図している写真が撮れないとやる気がなくなりますよね。
ですが大丈夫です。
それはレタッチによって理想に近付けることができます。
①-2 テーマは何でもOK
例えば空が撮りたい、猫が撮りたい、鳥を撮りたい、海を撮りたい、彼女を撮りたい、紅葉を撮りたいなどテーマになるものはいっぱいあります。
またテーマを組み合わせることで撮りたい写真をイメージしやすくなります。
富士山と桜を撮りたい、紅葉とお寺を撮りたい、お花畑と彼女を撮りたいなど考えるとグッとイメージが湧きませんか?
自分が好きなものでも気になるテーマで大丈夫です!
② 真似をしたい写真をSNSやネットから探す

「えっ⁇」って思われる方もいると思いますが最初からどんなイメージでテーマの写真を撮りたいかを考えられる人はあまりいません。
ほとんどの方が他の写真家の写真を見たり、情緒を感じる場所などからインスピレーションを受けて撮影しています。
初心者の方であれば尚更、テーマである自分が想像しているイメージに近い写真を探して真似をしたほうが良い作品に近付けるとともに勉強にもなります。
一度、検索してみてください。
様々な投稿の中に必ずあると思います。
中には凄すぎて自分には真似できないと思う作品もあります。
しかし、その作品に近いものを撮影することは誰でもできるので安心してください。
「知らずば人真似」ということわざがあるようにやり方がわからないのであれば人の真似をすることで学ぶことができると思います。
②-1 そっくり真似をした写真をSNSに投稿するのはNG
たまたま似た写真があるのは良くあることですが被写体までを真似てあたかも自分の写真かのように公表するのは控えたほうがいいと思います。
著作権としては同じカメラ、撮影者でなければ個人の作品になりますが真似された写真が勝手に他の人が撮ったものとして公開されていたら嫌な気持ちになりますよね。
どうしても公表したいなら写真を真似させてもらった作者の名前と自身が勉強の為に真似をした真意を記して投稿する方法が無難でしょう。
③ 撮影場所を決める

撮影したいテーマと真似してみたい写真が決まれば次にはイメージに合う場所を探します。
ネットがある今の時代では該当するロケーションを探すのは簡単でしょう。
撮影場所では現地で撮影が可能かどうかもテーマによって調べる必要があるかもしれません。
例えば動物園の密林地帯エリアで爬虫類の写真を撮ろうと思っていてもフラッシュ撮影がNGだったり、そもそも撮影NGの場合があるかもしれません。
③-1 現地での撮影マナーについて
鉄道撮影や公園で野鳥撮影をしている方は多くいますが中には侵入禁止エリアに踏み込んで三脚を使用して大事な動植物を危険にさらしてしまう方がいます。
テーマによっては人があまり立ち寄らない場所もあると思いますがここは節度とマナーを意識して撮影してほしいと思います。
また撮影場所が室内やテーマパークだった場合はコンテスト用や商業利用として撮影して使用するには許可が必要になります。
無断で使用すると著作権の侵害で最悪、訴訟問題になる可能性もあるので注意が必要です。

④ 被写体の構図を決める

これは個人のセンスと経験が左右すると考えられます。
もし自信がないのであれば真似したい写真をお手本に構図を決めるのもありだと思います。
何度も撮影していくと自分が気に入った構図や好みがわかってきます。
初心者の方で1番悩むのはこの構図でしょう。
④-1 撮影のポイント
- 自分の身長により視点が高すぎたり、低すぎたりするので理想の画角、高低で納得する写真を撮る。
- 三脚を使用できれば使うと構図は楽です。
- 可能ならRAWで記録する
- ホワイトバランスを意識してみる
※RAWとは「生」という意味で「ろう」と呼ばれています。
一般的に周知されている写真のデータはJPEGだと思います。
しかしJPEGは汎用性の高い圧縮されたデータになるので解像度、高画質で撮影された写真ではその写真の画質を落とすことになります。
RAWデータでは圧縮前の写真で何も手を加えられていない写真になるので「生」になります。

※ホワイトバランスまたは色温度とはケルビン(k)と呼ばれる光の色です。

えっ!光に色なんてあるの?と思いましたか?
実際には光は無色に見えるものですが環境によって様々な色になります。
例えば白い桶に水を入れて中に赤いボールを入れたとします。
するとどうなると思いますか?
そうです、桶の水が赤く見えるのです。
つまり同じ現象が光にも起きています。
その色合いを調整するのがホワイトバランスになります。
⑤ 写真にレタッチを入れる
現在では様々なSNSアプリがあり、写真投稿が可能になっています。
Instagram、LINEでは簡単に写真をフィルターという機能で加工することが可能です。
勿論、一眼カメラにもフィルターがあります。
例えばCanonではクリエイティブフィルターと呼ばれる機能で魚眼風、トイカメラ風、ジオラマ風、油絵風、水彩風など面白いフィルターで加工が可能です。
作品としてはユニークな物になりますがやはりレタッチとしてはアプリの使用をオススメします。
様々な写真加工アプリがありますが無料である程度の機能が使えるのはこの2つです。
ではLightroomを使用して実際にどう表現できるか試したいと思います。
レタッチ前

レタッチ後

⑤-1 レタッチって言われてもどうすればいいか?
初心者にはいきなり真似してみてくださいといっても無茶振りを感じるかと思います。
そこで②で真似したい写真を元に解説します。
著作権の関係で写真を公開したくないので一部分のヒストグラムをお見せします。
ヒストグラムをわかりやすく説明すると写真に表示されている色合いの強弱を表しています。
例えば今回真似させていただいた写真のヒストグラムは

参考にした写真のヒストグラム

今回のは桜の色合いや雰囲気を真似ています。
⑤-2 調整方法を解説します
ただヒストグラムを見ても調整方法がわからないって方もいると思います。
実際に調整した際のデータがこちら



明暗の言葉通り線の色合いをはっきりとした写真に調整が可能です。
⑤-3 写真の元々の色合いによって調整は異なる
⑤-2で紹介した調整はどんな写真でも応用可能かと言うとそうでもありません。
露光量が元々高い写真だと全体が白飛びしたり、偽色が強くなったりコントラストが不自然になってしまうのでその都度、調整してみてください。
最後に

私が初心者の頃はレタッチなんて邪道だ!みたいな固定観念がありましたが写真の面白さとはレタッチにあると思います。
ちなみに今回、ご紹介した写真や編集アプリも全てスマートフォンのみで作業しています。
パソコンで編集してる時間がない人やスキマ時間を見つけてでしか作業ができない人はスマホのアプリを利用してみてはいかがでしょうか。
そしてぜひ今回ご紹介した方法で自分の好みにレタッチする作業に挑戦してみてください。